母のはしくれ〜アラフォーワーママ育児&暮らしのあれこれ〜

娘は3歳保育園児、目下の悩みは「青信号はなぜ緑色なのか」。昭和生まれ共働き主婦。IKEA・楽天・無印・カルディ・100円ショップあたりでの買物を生業とする。家族でささやかに暮らせる日々を感謝しながらも、毎日バタバタしている。こどものこと、日々のこと、買物のこと、色々記していきます。

【過去記事】病院選びと初診。

妊活をはじめたころ。頭固いなあ、なんだか…

2015/3月ごろの話。

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妊活をはじめるにあたっての病院選び。
まだ不妊なのかわからないのに病院に行くのは、早々に不妊を認める感じで、
抵抗がないと言えば嘘になる。


なんとなく排卵日を狙って試み続けても、これまで妊娠していないわけで。

体の問題かタイミングの問題かわからないのに我流でやってても無駄な時間が流れるのみ!と自分を鼓舞。


もし不妊ならば、
一刻も早く策を打ちたい年齢。


状況把握と最短距離のためプロの力を借りること、すなわち病院は必須だと思い、鬼のように調べた。


技術、実績、医師、立地、

なにを取るか。


ネットに踊らされても仕方ないけど、なんせ行ったことない病院については誰かの個人的な感想で判断するしかない。
なので、色んなクチコミサイト・個人ブログも読み漁り

ようやく、

勤務先から近い且つ実績ある病院に目をつける。

が、

医師は厳しい人らしい…

 

ふむ…。


医師が厳しくても費用高くても、
確実に結果出しますって病院は頼もしいのだけど、

不安も迷いも抱えるなかでよりどころになるのは、やはり医師だと思う。

その医師がもし、高圧的だったり話を聞いてくれない人であればどうなの?
自信ない。


ぐるぐる考えた結果
人柄を重視しようと決めた。

で、
決めた病院は、
自由が丘の「陣内ウィメンズクリニック」。


会ったこともない人の人柄を、
ネットで見極められる訳でもないけど、
先生の言葉や想いを色々拝見し、「この人がいいな」と思った。
インスピレーションも大事じゃないかな。

何ヶ月か待つのかなと思いきや、
初診が増枠されていて、
すぐに2週間後の予約が取れた。


そのタイミングで、職場にも妊活することを共有。

これまで妊活に躊躇してた理由に、「仕事」があった。
自分の職位は代わりがきかず、後任を育てるにも時間がかかっていた。


でもそんなこと言ってたらどんどん時間が過ぎるだけ!
仕事は確かにやりがいあるけど、
自分にとっての優先順位を考えれば、仕事ではなく家庭だった。
会社は自分がいなくてもまわるもの。そう考えたら楽になり、職務は、育成途中だった部下に引き継いだ。
まわりの理解もスムーズだったが、
病院通いのための休みや早上がりは、やはり気を遣う…仕方ないけど。

 

そして2月末。初診の日。早上がりにして、いざ自由が丘へ出陣!


いやしかし何年ぶりだろうか、こんなオシャレタウンに来るのは…

初診という状況と街にビビりながら、病院へ到着。
これがまたオシャレで・・・。
オシャレとかしか言えない自分がオシャレではないが、
壁とか打ちっ放しのアレで。
待合室はカフェみたいで。
何人もいる受付嬢は全員、洗練された都会美人!

すべてに面食らいながら、待つこと1時間半ほど。やっぱ待つな~。
人気クリニックなんだな。

それにしても、
病院とは「そういうものだ」ともう擦り込まれてる感があるけど、
予約してもこれだけ待つというのは、予約診療の意味はどこにあるんだろうか?


などなど思いつつ、いよいよ診察室へ。


先生のことを調べまくってたので、なんだか芸能人に会うみたいなドキドキが(笑)

 

「〇〇さーん、こんにちは~」


優しく歓迎してくれる先生が、そこにいた。


あーなんでしょう。
会うなりのこの安堵感は・・・。


徳のある人というのは、
醸し出すオーラがすごいのだと実感。


にこにこしながら、簡単な問診。
激混みだから時間もないだろうに、
「質問ない?どんどん聞いて」
って言ってくれる。
(裏側の慌ただしい空気はやはり感じられて、控えめにしたが…)


思った通りの、素敵な先生。


「(妊活は)楽しんでね。リラックスしてね。」 

診察室を出るときにかけてくれたその言葉がとてもうれしくて、
帰りの電車の中ほんのり泣ける。 


初診費用は4950円。
思ったより安かった。

そう、立地にしては費用がリーズナブルなのも魅力のひとつ。


超音波検査(内診)では、子宮内膜の厚さや筋腫有無など、問題なし。

次は早速タイミングをはかって、
フーナーテスト(排卵期の精子と頸管粘液の相性・精子の状態検査)という事に。


帰宅後夫に報告し話すうち、
「これからどう頑張っていくか」について、

なにやら意見が合わなくなり、
自分も少しナーバスになっていたので言い争ってしまったが、
結局一緒に病院のホームページで流れを勉強した。


夫と一緒に病院いくことはなかなか叶わないし、
実際の診察や治療について実感がなくて当たり前だけど、

こういうものがあると、共通認識が持ててすごくいいなと思う。


病院には子連れも結構いた。
曜日を決めて子供連れ受診は行っているようだ。

ベビ待ち女性には目に毒だろうと思うが、
道行くベビーカーにそんなに過敏に嫌悪していても仕方ないのでは・・
と個人的に思う。

まだ妊活始めたばかりで余裕かましてると思われてしまうかもしれないが。

子供や妊婦さんはどこにでもいる。
自分に子供ができなくても、
なんら関係ないわけで。


嫉妬や焦りの類で窮屈な気持ちになっている事自体が体に毒だし、
そんな感じで石化してたら、赤ちゃんがママとして選んでくれるのだろうか。否!

という自論あれど・・・。


「いいなあ」「なんで私は」
と思うのもまた事実。


難しいなー