妊娠中期(胎動)
安定期に入り、いよいよ胎動の始まりです。
しかし、今となってはあの胎動の感覚をよく思い出せなくて少し寂しいです。
赤ちゃんに声をかけるとそれに応えるように動く…というのはなかったですが(笑)、お腹の中で動いている我が子は愛おしく、自分が母になっていくことを認識させてくれました。
日中は働いていてなかなか胎動は感じられない事もあり、すぐ不安になっていました。胎動カウンターなるアプリもイマイチ使いこなせず…。
焦っているのをわかるようなタイミングでポコポコ動き出していた我が子。私が何か怒っていたり悲しかったりする時ほど、よく動いていました。
励ましてくれてるのかな…と感動しましたが、母体のストレスによる血流悪化やらで居心地が悪く怒っていたかもしれません。
すまん。
妊娠中期(腹具合)
妊娠中期編に入ります。
妊娠するとあれやこれやの体の変化で便秘になると言いますが、私は下痢でした…。
元々はかなりの便秘持ちでしたが、ガラリと変わり1日に何度もトイレに駆け込む日が続きました。妊婦でも飲める整腸剤とやらも効かない。腹巻しても何してもダメ。2ヶ月くらいは続いたでしょうか…。
つわりの山は早く過ぎましたが、この下痢の日々は本当に辛かったです。手術をした痔も再発しないか毎日ヒヤヒヤ…(笑)。
普通は便秘になるものだとよく言われましたが、「普通」…。普通ってなんなのか…。
つわりもそうですが、妊娠中のマイナートラブルは、本当に人それぞれだと思います。妊婦の苦しみは千種万様。
今でも妊婦さんを見ると、影の苦しみをそっと労ってしまいます。
妊娠初期(マーク)
マタニティーマークについての思い出です。
マタニティーマークには色々な意見がありますが、そんな風潮のなかで自分も色々と思うところはありました。
マークを持っていなくたって体調の悪い方はいる。「妊婦様」とばかりに紋所を掲げる事になるのか…。
などなど悶々と。
ゴチャゴチャ考えてる自分をよそに、こういう振る舞いをサッとできる青年。とても嬉しかったです。
車内でこういう事はあまりなかったので、ものすごく挙動不審になってしまった…。
もちろん、妊娠中周りの方の優しさに救われる事は沢山ありました。
改めて感じる事が、妊娠してから沢山あったように思います。
ちなみに、顔はハッキリ覚えてませんが、素敵なメガネ男子でした。脳内では坂口健太郎君に変換されております。
妊娠初期(つわり②)
前回に続き、つわり時期のことです。
臭いに悩まされ、嘔吐も数えるほどはありましたが、つわり自体は軽いほうだったと思います。
それもあり、仕事や家事に関しては、なんとなく「いつも通りにしなければ」と感じていました。
職場では一部にしか打ち明けておらず、周りに迷惑をかけてはいけない…という心理が働いていたのか。
軽いとはいえ、常に倦怠感や吐き気は感じていて、夜にはとても疲れていました。
もう、いつもの体じゃないし、
自分だけの体じゃない。
と、改めて自覚し、体優先の生活を心がけるようになりました。
職場のメンバーも、家では夫も、
頼れば助けてくれるのに、なかなかそうできなかったのは「病気じゃないから」という気持ちがあったからかもしれません。
でも、お腹の中の命を守れるのは自分だけ。素直に、周りに助けを求めればいいんだと今は思います。
妊娠初期(つわり①)
育児の合間に、のそのそと更新していきます…
つわりについて、いくつか載せていきます。
嗅覚が過敏になり、今までなんとも思わなかった臭い、気にした事もなかった臭いが、一気に押し寄せてきました。
生臭かったり、もわーんとした臭いはまずダメでしたが、何故かすごくダメそうな揚げ物はオッケー。
食べられる物も、この臭いがカギを握りだいぶ偏りが出ましたが、揚げ物は一層美味しく感じるようになりました。
すべては「ホルモン」の為せる技なのか。ミリ単位の生命体が体内にあるということが、こんなに影響を及ぼす事に驚きました。
続きます。
妊娠初期(8w妊娠確定)
育児漫画はじめます!
と言ったものの、やはり妊娠中の事から描く方がしっくりくるので、時はすこし遡ります。
結婚し1年。赤ちゃんが欲しい…。
年齢も年齢なので、妊活を頑張りつつ内心焦っていました。
妊娠判明は、クリニックでタイミング指導を受け始め2周期目のことでした。
この時の涙もろさは、ほんとによくわかりませんでした。
頭の中がふわふわして、なんというか筆舌に尽くしがたいのですが、いつもと何かが違いました。何かが。
生理予定日のすこし前にフライングしたものの、初めての陽性反応に面食らい信じられず…。待ち望んでいたんだから喜べばいいものを。
医師指定の胎嚢確認までは結構長く、その間検査薬をしばしば使って確認し、ずっとソワソワしていました。
医師からお墨付きをもらっても、まだ信じられない気持ち。病院からの帰り道で夫に電話し、ようやくふつふつと嬉しさを感じたのを覚えています。
妊娠確定となってもゴールではなく、
それを継続していけるか、無事に産めるのか、心配事は尽きません。
でも、まずはこれがはじめの一歩。
おなかに来てくれてありがとうと、小さな命に感謝しました。