【過去記事】生後2ヶ月_体重と母乳。
2016/3/1
母乳を作り出すエネルギー消費の凄まじさ。
聞いてはいたが本当にすごいと感心する。
妊娠で11キロ増えた体重は、
出産直後2キロほどしか減らなかった。
赤子と羊水と胎盤が出て、700mlも出血して、5キロも減らんのはどういうこと?!
愕然としたものだが、2カ月でみるみる出産前の体重まで戻った。
娘のおしめ替えは結構頻繁で大変だが、
うんちやおしっこが沢山出ているのは、
母乳が十分足りている証でもあるらしい。
1カ月を過ぎた頃から授乳が楽になってきたが、それまでは大変だった…
出産直後の入院中はうまく飲ませられず、赤子は怒り拳でボカスカ乳を叩いてくる(ちょっと面白い)。
乳首は取れそうなくらい痛いし、
3時間ごとの授乳室がプレッシャーでもあった。
授乳指導が怖い看護師もいるし…。
退院後もお互い授乳に慣れるため、
とにかく咥えさせ、
搾乳してまとまった量を飲めるようにしたりミルクも足しつつ奮戦した。
生後1カ月頃からは乳首の痛みもなくなってきた。
母乳は飲んでいる量がわからず足りているか不安で30分飲ませたりもしていたが、
吐いてしまう事が多くなり困った。
その状況だと母乳の飲み過ぎではないかと。
満腹中枢が未発達で赤子は飲み続けてしまうらしい。
10分で切り上げるようにすると、
吐くことは少なくなった。
母乳育児の様々な難しさは、
色々なところで耳にしてはいたが、
ほんとに親子それぞれ。
千差万別だ。
苦戦している私に夫が、
咥えさせれば飲むんじゃないの?
と言った時は苛々した。
食べても食べてもお腹が減るというが、自分はそうでもない。妊娠中のほうがそんな感じだった。3杯飯だった。
そして臨月のあたりはひたすらに眠くてあり得ないくらい寝れた。
一生分のニート生活を堪能した感がある。
出産後は、それらの欲が減ってると感じる。
食事はきちんと取るがごはんは一杯でいいし、惰眠を貪りたいとは思わない(まあ必然的に無理なんだけど)。食欲の落ち着きも体重減には効果ありだろう。
ただ、妊娠ですっかり甘党になった。
あきらかに飲酒できなくなった代替。
乳腺炎にビクビクしながら、大丈夫そうなものを食べている。
それにしても、人間の不思議。
赤子の口を離すと、母乳がしたたり落ちて止まらなかった時は驚いた。自分の体内で飲めるものがこんなに生産されているのが不思議だ。
これだけ作れば、そりゃ体重も減るなあと思うんだけど。2カ月でだいぶ減ったけど、妊娠前に太ってしまっていたのでもうちょっと落としたい。乳よ、たのんます。