母のはしくれ〜アラフォーワーママ育児&暮らしのあれこれ〜

娘は3歳保育園児、目下の悩みは「青信号はなぜ緑色なのか」。昭和生まれ共働き主婦。IKEA・楽天・無印・カルディ・100円ショップあたりでの買物を生業とする。家族でささやかに暮らせる日々を感謝しながらも、毎日バタバタしている。こどものこと、日々のこと、買物のこと、色々記していきます。

【過去記事】38w5d 準備

2015/12/20

こちらは文章で別ブログに書いていた記事。

こちらでは、同じ内容を4コマであげています。↓

hamgasukii.hatenablog.com

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だんだん、痛みの波が増してきている。
陣痛カウントのアプリチェックしながら、まんじりとしない夜を過ごしていたら、
こんな時間になってしまった…

 

 


感覚が10分になったら、
病院へ連絡してみようと思う。

 

 


もうそんなに時間はかからず、
おなかの赤ちゃんに会えるのだろう。

 


無事会えるかどうか、
まだわからないと思う。
最悪、自分が命を落とすことがあるかもしれない。

 


この妊娠期間中
母性がちゃんと自分に芽生えるか不安だったり、
おなかの中に1人の人間がいることが信じられないような気持ちがあったり、
漠然と「子どものいる生活」に不安を感じていたり…


もちろん、


赤子の成長は嬉しく、
ベビー用品を選ぶのは楽しく、
胎動が少ないような時は青ざめたり、
検診は毎回何か不測の事態になってないかドキドキしたりした。


お花畑妊婦にはなりきれないというか…

ちゃんとママになれるか、
自分が信用できなかったけど。

 

 

この子との10ヶ月を振り返れば、
色んなことがあった。

 


つわり
夏の熱中症
夫婦喧嘩
仕事
旅行
引っ越し
友達の結婚式


などなど…

 

 


いつでもいっしょで。

 


わたしが弱気になったり、
悲しかったりする時ほど、
励ますようによく動いていたね。
いいように考えすぎかもだけど。

不安がうつっちゃって、

落ち着かなかったかな…


申し訳なくも思うけど、すごく心強かった。
しっかりしなきゃと思った。

 

 


職場の同僚がおなかを触った時、


「この子、とってもいい子だね」


と言ってくれた。
嬉しかった。(ちょっとスピリチュアルなことをやってる人)


そうなんだ、
この子はとっても優しくていい子。


わたしの赤ちゃん。


赤ちゃんが欲しかったわたしたちのところへ、ようこそおいでなさったね。


おなかの中で一心同体で過ごす時間が、
あと本当にすこしでなくなると思うと、
さみしい。

 


これから、
たくさんの楽しいことがあるよ。
楽しいことばかりじゃないけど、


どうかたくさん、
泣いたり笑ったりして生きてね。
いっしょに楽しもう。


生きていくために必要なことは、
いくらでもお手伝いしていくけれど、
自分で見て、考えて、選んで、
歩いていけますように。


わたしたち夫婦の毎日は、
あなたが生まれるそれまでとは、
ガラッと変わるだろう。


あなたそのものが、新しい息吹。


新しい年を迎えるタイミングで生まれてきてくれる、新しい命の息吹。


自分のちからで、
あなた自身の人生にたくさんの息吹をもたらしてください。

 


この子がおなかに来てくれた時から、
わたしたちはもう親子であり、
わたしはもう母親だった。

 
そんな事を、いましみじみ実感している。

 

 

 

【過去記事】38w5dまだか…

2015/12/20の話。

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前回更新後に病院に連絡したら、「入院準備してすぐに来い」とのことで、
あわてて陣痛タクシーを呼んで病院へ。

NSTと、内診。
やや規則的なお腹の張りはあるものの、子宮口はまだ指一本分でまだまだ固い。

いったん帰宅となる。
入院準備してきたから、帰りの荷物の重いこと。
タクシー代もばかにならんのになあ。
仕方ない。

子宮口のグリグリ内診、めちゃくちゃ痛かったな~。いつもの3倍くらい痛かった。
刺激を与えて開きやすくしたとのことだけど、いきなり痛くされたので、一言声かけてからやってほしい。


月曜に診察して、誘発分娩かどうか決まる。

夫の予定休は出産予定日間近からだったので、早まると職場との調整が難しい。
なんとか付き添えるよう調整してもらうので、
入院や促進剤入れるタイミングもよく聞いておかなきゃ。

付き添いは夫しかいないので、
迷惑かけちゃうけどここは頼らせてほしい・・・
最悪ひとりで頑張るしかないけど。


促進剤使うならしっかりした監視が必要だし、
そりゃスタッフが揃っていた方がいいという話もわかるんだけど、

なんか、年末年始の休みに入る前に終わらせたいのかな、病院としては・・・。

という印象も受ける。


12/28の予定日を越えたりしたら、もろに年末年始だもんなあ。


産科医が1人年末に退職するらしいし。医師も手薄なのかな。

まあ、この日のエコーでも胎盤が白くなってきていて、
石灰化が始まってるのは事実だから、
使わなくていい促進剤を使うということではないと思うけれど。

直前になると、色々ナーバスになってきくるな・・・・


そして今日。

先ほどトイレに行ったら、茶色の出血。
「あ」と声をあげた。

今日は生理2日目のひどい痛みがあるな・・と思っていたけど、
陣痛がそろそろ始まるかな。

夫と、
この週末がいいなーとか、
平日職場を抜けるのが難しいとか、
色々話していたのをちゃんと聞いていてくれたんだろうか。

赤ちゃんに気を遣わせてたら、ゴメン!!!


でも、準備が整ってるなら、もう出てきてよいよ。

【過去記事】38w3dおなかが張る。

2015/12/18

今日はずっとお腹が張っている感じ。

時たま、

ぎゅうううう

と強くなる張り。
なにやら脇腹も痛いし、お腹固い…
張りや痛みが規則的になったら陣痛開始って言うけど、
張り持続しちゃってる感じなんだけどこれなんなん?泣

 


昨日から不安で検索魔になっていて、
胎盤が古くなり機能低下すると剥離しやすくなる」
みたいな記事を沢山読んでしまい、
これ大丈夫かね…と落ち着かない。

 

 


とにかく、何だかいつもと違う。
そろそろ、近いかな。


とりあえず朝になったら、
病院に聞いてみよう。

【過去記事】38w2d心配な状況。

2015/12/17のこと。

妊娠中のことは、当ブログ最初のほうに漫画でちらほら載せていて、

このあたりから、記事被ります。

妊娠後期(不安) - 母のはしくれ〜アラフォーワーママ育児日記&生活のオトク探し〜

統一性なくてすみません…

いま載せてる過去記事は、アメブロから移しています。アメブロ性に合わなかったな。。

 

4/4追記

誤って昨日あげたこの記事、削除してしまいました。スターつけていただいた方、申し訳ございません。。

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昨日の検診で、赤ちゃんが小さいことを指摘された。

もともと、一週間ほど小さいと言われ続けてきていたが、一週間以上の差になることもなく、少し小さめながらも成長曲線は順調。

しかし、最後の追い上げが少し足りないのか、先生は困り顔・・

胎盤が少し古くなってきている(石灰化)所見もあり、
もしくは臍帯が細いなどで栄養・酸素が赤ちゃんに届いていないかもしれない。
あまり長くおなかに置いておかないほうがよいとの見立て。

つまりは、促進剤で分娩。

予定日は28日だが、年末年始はスタッフも減るので、促進剤使っての分娩はなるべく早くしておきたい様子。

週明けにもう一度診て、入院するかどうか決めましょうとのことだったが、

 


いいのか、それで。

ほんとに大丈夫・・?
あと4日もあるけど…

その間に赤ちゃんが苦しくなってしまって、あげく動かなくなるとか、
そんなことがあったらどうしよう・・・
狼狽。

正産期だからもういつ出ても大丈夫なわけで、自分的にはすぐに誘発でもいいくらいなんだけどなあ。

今のところ胎動も心拍も元気で、羊水量も十分だから大丈夫。
とのことだったが、気が気じゃないよ・・・

コウノドリを、漫画もドラマもコンプリートしているが、その影響で不安になりすぎているのか。
それともやっぱり自分に限っては大丈夫と過信していたからなのか、
今まで順調だったから余計に狼狽。

妊娠中の安定期なんてあってないようなものだと、
この妊娠中に色々なものを見たり聞いたりして、学んだ。


無事で産まれてくれれば、どんなに痛くてもいい。バースプランがどうのこうのとか出産方法も、どうでもいい。


どうかどうか。無事で。


もう出てこーいと、おなかに話しかけている。

【過去記事】妊娠までの総括②


2016/5/23 記


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クリニックに通院してみての感想。


専門分野の医師というのは、流石だ。

 

今回、「この日にタイミング取ってね」というのが、どんぴしゃで妊娠に至った。

勿論必ずそれでうまくいくわけではないのだが、卵胞や血液検査の様子から、的確に予想できるんだと感心する。

私は生理周期は32日±3日くらいで、予測アプリでもわりとずれる事が多かった。トライする日も少なかったし、やはり自己流では難しかったな…と思う。
どの方面から妊娠に向けアプローチしていくのか、検査をしながら患者の希望を聞きながら、プロとして最良の方法を考えてくれる陣内先生は、本当に素晴らしかった。

 


ヨガ。
体を温めるということの効果は勿論、自分の呼吸を観察し体の内側に話しかけるような時間は、とても落ち着いた。自律神経にもよい作用があったのではないだろうか。あの、暗くしーんとした空間が好きだった。また通ってみたいものである。

 


漢方薬局。
漢方自体の効果は勿論だが、カウンセリングもとても意味があった。不摂生な生活・好き勝手な食生活を振り返り、脳やホルモンなど体のしくみを知り、色々な意味で体を酷使していたことに気づかされた。何か大きな病気になる前に、健康について意識改善することができてよかったと思う。

 

 

 

ふと、考える。
あの時妊娠しなかったら人工授精に進んでいたのだが、それでも結果が得られなかったら、どうしていたんだろうと。
人工授精だけでも仕事との両立などに不安を覚えていた。体外受精ともなれば、卵胞チェック・注射・採卵・移植と、通院回数も体の痛みも比べものにならないだろう。経済的なインパクトも大きいし、それゆえ仕事も辞められない。
たらればの話になるが、我が家の場合、そういった諸々の状況は夫婦を逼迫させ、治療が長引く前に心が折れてしまっていた気がする。とくに夫のことを考えると…。タイミングでもプレッシャーかけていたようだしな…。


そんな辛い治療をしている世の中の女性の多さ。若いときに子供を作っておけばいいとか、そんな単純な話ではない時代。
子供に関する痛ましいニュースの数々。見る度、やるせなく思う。なんでそんなところに赤ちゃんがやってくるのか。どうか望む方のもとへ赤ちゃんが来るように切に願う。

 


もし、本格的に妊活を考えている方がここを読んでいるならば、まずはクリニックに行ってみることをお勧めしたい。クリニックへ行く=不妊を認めるという気分になってしまうのは否めないが、そんなことはないと思うのだ。
クリニックへ行くことの意義としては
1、自分(パートナーも必須)の体について、現状を知れること。
2、その体にとって、どんな方法が妊娠への近道となるのか導いてもらえること。


こんな感じだろうか。
もちろん、クリニック通院のほか妊娠によいことは沢山あるし、自分もしてきた。だが、それはあくまで付加要素のように思う。
体づくりは必須だ。でもまずは自分たちで知り得ることのない体内の状態を知らなければ、無駄な行為にもなりかねない。たとえば男性側に問題があったとして、それを知らずにひたすら女性だけが体づくりしていても仕方がない。的がずれてしまうのだ。
そして、自分が思ったより体は年齢を重ねている…ショックだけど、事実そうなのだ。年齢に不安要素を感じるならば尚更、なんとなく自己流で挑戦するよりも、各方面のプロの手を借りまくることが近道になるのではなかろうか。私は1年ほどぼんやり試みても全くダメで、プロが介入したら2周期で妊娠できたからそう感じるのだが、押し付けるわけではない。プロの力を借りてもどのくらいの時間がかかるかは人それぞれだし、どんな風に取り組むかは夫婦それぞれで決めるべきだと思う。

 


妊娠は、ゴールではない。その後には、妊娠継続できるか、出産できるか、育て上げることができるか。どんな段階にも不安要素はついてまわる。すべてが奇跡の連続なんだという答えに行き着くのだが、まず妊娠という奇跡が起こらなければ何も始まらない。
とくに妊活などせずとも、さらりと妊娠する人もいる。それは羨ましい。だが、自分は腰を入れてやってみて、よかったと思っている。「妊娠すること」について考え、調べ、行動し、真剣に向き合ったことはその後の出産までにも大変よい影響があった。夫婦のこと将来のこと、なんというか人生みたいなものについて、深く考える機会を与えてもらった。


自分たちの結果としては、

この世でいちばんの宝物がやってきてくれた。

 

このことを、ずっと忘れずに生きていこう。

仰々しいんだけど、そうおもう。

【過去記事】妊娠までの総括①

2016/5/26 


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35歳、2015年1月から妊活スタート(クリニックは2月から)。(諸々のことはカテゴリ「妊活」の記事にて)

2015年3月に2回目のタイミングとフーナーテストを終え、もう少しタイミングを続けてもよかったのだが、可能性を上げていくため早々に人工授精に切り替えることとした。


培養土さんより人工授精の具体的スケジュールや、点鼻薬の説明などを聞き、仕事との両立(とくに夫)について不安を覚えたのを記憶している。


次の生理2日目にクリニックへ来訪予定だったが、4/20陽性反応→5/8胎嚢確認。2周期で卒業となった。
なので検査結果のデータも少ないが、備忘録として記録。

 

 

2015/2/15(卵胞期前半)血液検査結果
プロラクチン  17.5
LH 3.2
FSH 6.1
エストラジオール 40.3


これらはホルモン値の検査。


自分でも忘れているので、各種ホルモン値の説明↓

 

 


◎プロラクチン→脳下垂体から分泌されるホルモンで、生殖、排卵、妊娠、授乳などと深い関係。 授乳期には乳腺を刺激し乳汁を分泌させ、排卵抑制し次の妊娠を抑える。授乳期以外でプロラクチン値が高いと、不妊や生理不順、流産の原因となる。このホルモンの分泌が高く、乳汁分泌や無排卵月経などを起こすことを高プロラクチン血症という。

 


LH→黄体化ホルモンと呼ばれ、排卵を促し卵胞を黄体化させるホルモン。LHは排卵期に一時的に分泌量が増え、この時にLHの数値が上がることを"LHサージ"と呼ぶ。

 

◎FSH→卵胞刺激ホルモンとも呼ばれ、卵巣の中にある卵胞を刺激して発育を促す働きを持っているホルモン。加齢により卵胞が作れなくなってくると、このホルモンが刺激を強め数値が高くなることも。


エストラジオール→卵胞の発育状態を確認する為のホルモン。エストロゲンの血液検査で成分分析される対象の大半はこのエストラジオール。妊娠中には胎盤エストロゲンとしてエストラジオールが活発に分泌される。


各ホルモン基準値リンク

 

 

 

 

 

2015/3/13(黄体期)血液検査結果
プロゲステロン 4.8
クラミジア 陰性
AMH 3.30

 


ホルモン値説明↓
プロゲステロン(P4)
排卵直後から卵巣でつくられる女性ホルモンで、排卵後の卵胞が黄体化することによって分泌。プロゲステロンは子宮内膜を厚くさせ受精卵が着床しやすい状態にするため、「妊娠を助けるホルモン」とも言われる。
プロゲステロン基準値

 

 

クラミジア
→感染していると不妊の原因にもなる。妊婦健診でも必須の項目。
クラミジアについて

 

 

◎AMH
→抗ミュラー管ホルモン。発育過程にある卵胞から分泌される。卵子の在庫の目安がわかる。いわゆる「卵巣年齢」をはかるもの。卵の質・順調に育つかなど、卵子の老化は実年齢に比例する為、同じAMHの値でも年齢が高くなればなるほど妊娠しにくい。
AMH基準値

 

 

 

 

 

2015/4/15(黄体期)血液検査結果

LH  18(前回4.8⤴︎)
LH詳細は前述のとおり。

 

 

 


以上。


2周期目は、卵胞期の血液検査してなかったのか…。
エコーによる超音波検査は、医師から「卵胞が見える、内膜が厚くなってる」などの言葉がけはあれど、卵胞がいくつあるかとか何ミリだとか具体的なことは言われず。後付けの知識により、自分はどうだったのか気になったがあとの祭り。エコー写真見る限り、2つくらいは卵胞があり成長具合も問題なさそうだけど…
これは後悔している。次の機会があったら、ちゃんと聞こう。


ホルモンの血液検査結果は基準値は大半クリア。だが、AMHが実年齢より2歳くらいプラス。また、3月のプロゲステロンが低いと言われた。黄体期は10はないとダメだと。確かに4.8は低い。基礎体温は高温期でも低めだったし、一過性のものなのかもしれないが、もしかしたら黄体機能不全があったのかな…。
その1ヶ月後(妊娠した周期)には、プロゲステロンが18へ改善している。1ヶ月の間に、ヨガや腹巻きなどで体を温めることをしていたが、大きな功績は漢方にあったと考えている。冷えが取れ、血の巡りが良くなり女性としての体の機能が整ったのかもしれない。目に見える効果としては便秘の改善だったが、それは頑固な便秘持ちの自分としては、かなり大きな変化。仕事でのストレスが激減したのも大きい。脳下垂体からの指令(ホルモン分泌で卵巣・子宮に働きかける)は、ストレスで狂ってしまうらしいので…。
やはり血の巡りを良くして体を温めるということは、妊娠は勿論、万病の防止となるんだと実感。「冷えたものを取るな」と、叔母が口うるさく言っていたのを思い出す。


そして、出産後の今、漢方をまた始めている。次の妊活は未定だが、今から体作りしておいて損はないし、妊活関係なく授乳や健康管理にも悪いことはない。
漢方は体質に合う合わないがあると思うが、早く効果が出たのは自分に合っていたのと、少し費用はかさんだが、服用する量を多めにしていたからだと推察。

 

 

 

 


長くなったので、いったん切ります…

【過去記事】妊活と漢方②

前回の続き。

 

白衣を着た女性薬剤師さんに、なにかお探しですか?
というような事を言われたと思う。

緊張しつつ、妊娠したいので漢方を試してみたい旨を告げると、
「今日はこのあとお時間大丈夫ですか?」とのこと。

問診しながら詳しい話をしたいので、2時間くらいかかってしまうかもとのこと。

そんなに・・・!?
すごいな、クリニックの問診はせいぜい10分くらいなのに。

その日は休みでガラ空きだったため、是非!とお願いした。

そのあとは本当に長かった。
アンケートのようなものを何枚か書き、それをもとに問診。
舌の色を見たり、アプリの基礎体温記録をチェックしたり、
仕事の内容、生活習慣、傷病歴などなど聞かれまくる。


もう、丸裸。


洗いざらい話をしたあとは、薬剤師さんからの見立てを話してくれた。

 

基礎体温がガタガタ。低め。
→低温期、高温期の区別がついていない。ということは、正常な生殖活動ができていない可能性あり。高温期が低いということは、きちんと排卵ができていないかも?空胞の卵子も黄体化すれば生理は来る。=毎月生理が来ている状態だけでは正常な排卵ができているかわからない。

②初潮後~20代前半まで生理不順が頻発。
→もともとホルモンバランスが乱れやすいと考えられる。言わずもがな、女性の毎月のサイクルは各種ホルモン値よって成り立っておりそれが崩れるということは…

③経血について。冷え性について。
→経血の状態からして、瘀血がある。=血流が悪いということ。冷え性も然り。
血流がよければ、経血はサラッとしていてにおいもないはず。

④傷病歴、歯の治療中の現状。
→消化器の働きの弱さ、内臓の動きはもちろん生殖活動にも影響あり。また、虫歯(炎症)は熱をこもらせ、そこに血流も集中してしまう(卵巣・子宮に使いたいのに余計な血の流れができる)。
早くに治して吉。治療中ならよかったですね。


④ストレスが多い。食生活の乱れ。
→血流を悪くし、神経を乱れさせる。卵胞を育て排卵し生理を起こす一連の動きは、脳から指令が出ている(クリニックでも調べている各種ホルモン値が分泌されている)。この一連の動きのために、女性の体のなかではたくさんのエネルギーと血液が使われているので、外部からのストレスが大きければ、それに対処しながら体内でエネルギーを十分に使うのは難しい。
よって、ストレスや生活習慣の乱れが生殖機能を低下させている事が考えられる。
でも仕事の立場を変えてストレスが減少しているなら、これからは改善していくと思う。

 

ガガーン・・・
という感じの衝撃。


いやね、なんとなく、ふわっと
「この生活では赤ちゃんできにくいだろうな」とは思っていましたよ。
思っていたけども・・・

その原因、元凶が明瞭になったというか。
自分のこれまでを悔いたというか。
いやでもここで気付けてよかったというか。


クリニックでも、卵胞が20ミリくらいになると排卵されるって言ってたなあと思い出したが、
その20ミリ=2センチの原寸大を考えると結構な大きさである。
その大きさのものを作るために、毎月どれだけのエネルギーを体内で使うかと考えれば・・・
外からのストレスに耐えられる力は、男性と女性では比較対象にならないのではないか。

今まで、男性ばりに夜半まで仕事したり、
無理し続けちゃったな。
すまない、私の体よ・・・


注)女性がバリバリ働くことが悪いということではなく。それでも妊娠するときはするだろうし・・ただ、より妊娠しやすい状態を考えるなら、こういった体の仕組みを考慮することは大切だと思った次第。

 

それにしても、薬剤師さんの知識がすごかった。
不妊、妊娠の構造について、西洋医学的な知識にも精通している。
クリニックであまり聞けない部分も、突っ込んで色々話せて、精神的にも安心できた。

信頼できるスタッフ、カウンセリングの体制も気に入り、
さっそくこの日に漢方を購入。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)というシロップタイプの漢方と、粉末状の漢方を2種類購入しました。


予算にも応じてくれる。決して安くはないけど、やってみよう。
体質改善、まずは血流の改善に!